南予の真鯛と子どもたち
新型コロナウイルス流行による外食客の減少は、飲食店のみならず、食材を提供している業界にも影を落としています。本県におきましても、全国1位の生産量を誇るマダイの養殖業者が出荷減に苦慮していることは広く報道されているところです。
そのような中、地元の給食・食品事業者として「子ども達に地元の食材を味わってもらいたい、また県魚でもある愛媛県産養殖マダイを“食べる”ことで養殖業者を支援したい」との思いから、愛媛県漁政課や取引銀行である株式会社伊予銀行様にご協力いただき、株式会社ナカフードサービス(グループ会社:同松山市)と共同で、宇和島・八幡浜産の養殖マダイを松山市内の私立幼稚園の給食をはじめ、企業や高齢者施設へ約630キロの真鯛を使ったメニューを約1万食ご提供させていただきました。
市内の幼稚園には当日、社長をはじめ社員数名で幼稚園を訪問し「水産王国愛媛県」のシールセットを給食提供とあわせて園児に配布し、たくさんの笑顔を見ることができました。